徐々にデカールを貼り進めます。大判のデカールを貼った後は、サイズの大きいものから小さいものへ、位置を見ながらの作業となります。作業をしてみた感想として、ゼッケンのデカールがちょっと曲者かと。特にフロントタイヤ後ろのゼッケンは一部タイヤハウスの中に巻き込まれます。単にデカールを貼っただけでは綺麗に巻き込まれてくれないので、ゼッケンのデカールを貼った後、はみ出た部分については細かく切れ込みを入れて巻いています。まあ、競技用車両を作る人はたいがいこの辺りのことは分かっていると思いますので、ここでいちいち書くことではないですが、とりあえず参考まで。このF430、それほどデカールの点数が多い訳ではないですが、まだちょっと貼り終わるまでに時間がかかりそうです。
青い塗り分けも終わり、いよいよデカールです。このESCORT、オークションで手に入れたのですが、そもそも元のキットが発売されたのは10年(!)以上も昔のこと。デカールだっていい具合に劣化してます。とはいえ、他にデカールもなく、ついて来たデカールを使うしか方法がありません。もちろん、オークションで出展してくださった方に文句もありません(というより、オークションに出していただいて、有り難かったというべきか)。デカールを見ると、さすがに年数がたっているだけあって、特に白い部分が変色しています。が、まあ、気にしないで行くことにします。このESCORT、一番目立つのはMobilのデカールで、ボンネット中央部にでかでかと貼られています。Mobilのデカールは、他の車でもたいがいこの位置に付けられます。考え見れば、Porsche911 GT1 Evoもそうでした。まあ、それで様になるのですから良いのですが。ドライバーはDelecourとBiasionの2人でしたが、今回はDelecour仕様で。やはりESCORTというとDelecourの車なんですよ。この当時、タイトルに一番近いところにいたドライバーとマシン。そのどちらも取ることが出来ませんでしたけど。このころのFordの車は、まだスポンサーもたくさんあり、調子の良かった様子がうかがえます。ここを頂点に、どんどんダメになって行くんですけどね。
デカールを持っていかれて、やる気を失っていたINTEGRAですが、ゾンビのごとく蘇ります。大分心の傷も癒えたので、再びコバルトブルーで塗装。正直なところ、似ている色とも言いがたいのですが、何となくそれっぽくなるので青い部分は全てこれで補修です。ラインの上下にマスキングテープを慎重にはって、エアブラシで絞りながら塗装。はがれた場所以外も色を合わせるために結構広範囲に吹き付けます。で、問題は吹き終わってから。ボディに貼ったマスキングテープは慎重に、慎重にはがします。ここで持っていかれれば、リカバリをしている意味がありません。今回は幸いなことに被害を出さずにすみました。これからまたサクサクといけるでしょうか?
塗装もサクサクと進んだので、F430は早速デカールを貼り始めます。CLKもそうですが、競技用車両は基本大きなデカールから。F430の場合、ボンネットのカーボン調デカールから、ということになりますが、今回は気になっていたShellのマークからです。よく見るとShellマーク、一応白い縁取りがあるにはありました。が、あまりに細いのと透けそうなのでやっぱり何かしらの手を打たないとダメっぽい気がします。で、白下地にマスキングしたところに載せてみると、ほとんどぎりぎり。一応それらしく縁取りが残った、という感じでしょうか。もう少し白いところを多めにとっても良かった気もします。まあ、あまり白縁取りが太すぎても格好悪いのでしょうけれど。ここが載ればあとはいつもの手順。貼り忘れを起こさないように、ひたすらデカールと格闘の日々が続きます。
ちょっと止まっていたESCORTですが、いよいよ塗り分けが終わりました。なかなか苦戦しましたが、とりあえずはモノになりそうです。デカールと違ってサイズが一様にはなりませんが、左右を同時に見ることもないので多少のずれは気にならない(気にしない)こととしてラインがそれなりに繋がっていれば良しとしました。一番の懸案はリアのウイングからCピラーに繋がるライン。こればかりはさすがにずれると問題なので、ウイング塗装後に組み合わせてマスキングの位置を合わせます。その後、塗装してラインを合わせました。わざわざデカールが入っているものを塗装するのもなんですが、これで少なくともデカールの切れ目だとか、マスキングで持っていかれるのだけは防げそうです。
Author:N Factory主宰
あまり時間が取れない趣味人のページ。模型を作りたいけれど、作っている暇がありません。自動車模型専門です。